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首位打者が射程圏内となった昭和57年ごろ《24歳で亡くなった弟、吉兼さんへの思いを胸に、プロ6年目の昭和56年、初めて打率3割を達成。そこから4年連続で3割を超え、リーグを代表する打者へと成長していった》技術的にいうと、以前はちょっと手首をこねるようなところがあったんです。そのため、腱鞘（…