【岸田ショック】円安でも大幅株安 もうダメだよこの政権

11日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場（気配値）は、日米金利差拡大が意識される中、緊迫化するウクライナ情勢を背景とした「有事のドル買い」が重なり、1ドル＝116円台後半にじりじりと値を上げている。午後3時現在、116円69〜69銭と前日（午後5時、115円93〜93銭）比76銭のドル高・円安。
前日の海外市場では、2月の米消費者物価指数（CPI）の大幅な伸びを背景に、米国による金融引き締めが加速するとの連想から、長期金利の指標である10年物米国債利回りが大きく上昇。ドル円は116円20銭近くまで水準を切り上げた。
きょうの東京市場は116円10銭台で取引が始まり、午前10時前にこれまで抵抗線として意識されていた116円30銭前後を上抜け、2017年1月以来、約5年2カ月ぶりとなるドル高・円安水準を付けた。その後は日経平均株価の大幅安を眺めて、116円20銭台に下押す場面もあったが、115円台へと押し戻されることもなく、「底堅さを感じ取った投資家の間で、上値試しの動きが徐々に広がった」（外為ブローカー）という。
一方、ウクライナの首都キエフを包囲するロシア軍が、市中心部から約15キロに迫っているとの報道を受け、「これまでにない緊張感の高まりで、取りあえず基軸通貨のドルを選好する流れとなっている」（FX会社）との声も聞かれ、午後2時半すぎには116円75銭近辺まで上値を伸ばした。
ユーロは午後に入り、対円で上伸。対ドルでは横ばい。午後3時現在、1ユーロ＝128円34〜34銭（前日午後5時、128円26〜26銭）、対ドルでは1．0998〜1002ドル（同1．1065〜1065ドル）。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b152938a7739ebe2077153a37e5b4a7b3496708

日経平均527円安　終値2万5162円
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d8b44403a5152df925c32337b6f9372d31eff1e