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<p>【巨人】堀田賢慎が支配下復帰決定、背番号91…開幕ローテ入りへ大きく前進</p><p>【 #巨人 】 #堀田賢慎 が支配下復帰決定、背番号91…開幕ローテ入りへ大きく前進 #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人の育成選手・堀田賢慎投手(20)が支配下登録されることが10日、分かった。20年の右肘じん帯再建術からの完全復帰を目指す今季、最速155キロを誇る剛腕はキャンプ中の実戦、オープン戦で5試合計9イ</p><p>ニングを6安打1失点と順調な姿を披露している。また鍬原拓也投手(25)、増田陸内野手(21)も同様に支配下復帰が決定。新しい背番号は堀田が「91」、鍬原が「46」、増田陸が「61」となり、巨人はこれで支配下選手は64人となる。 若き剛腕が、再び“スタートライン”に立つ時が来た。堀田の支配下復帰が決まった。球団幹部は「すでに本人にも通達を済ませました」と証言した。背番号は「91」となり、早ければ11日にも正式に発表となる見込みだ。 19年ドラフト1位として華々しく巨人の門を叩いた後は、長く険しい道のりを歩いてきた。プロ1年目の20年4月に右肘じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、同年オフには育成選手として再契約となった。地道なリハビリを続け、21年8月31日のプロアマ交流戦の3軍VS慶大戦(G球場)で実戦復帰。1年以上かけて下半身を中心に体を作り直し、一番の武器である直球の最速が155キロにまで向上した。 自らの力で、支配下復帰を勝ち取った。完全復活を期す今春はキャンプ1軍スタートを切り、周囲の期待にたがわぬ姿を披露。登板ごとにスライダーやチェンジアップといった変化球の精度も増すなど投球内容も向上し、9日のソフトバンク戦(ペイペイD)でも柳田、栗原らを打ち取るなど2回1安打無失点。紅白戦を含めて実戦5試合で計9回を6安打1失点と順調なステップを踏んでいる。 これで開幕ローテ入りにも“王手”をかけた。原監督は堀田の支配下復帰に関してこれまでに「彼の役割にリリーフというものはないと思う。(支配下枠を)取れるなら、先発ローテの中に入るということだろうね」と話していた。その支配下入りが決まり、1軍の公式戦に出場する“資格”を得たことで、今季の開幕ローテ入りも視界が大きく開けたと言っていい。桑田投手チーフコーチは来週に見込まれる次回登板は先発として4、5回を想定していることを明かしており、そこで順調な姿を示しさえすれば大役を手中に収めることになる。 それでも、あくまでここは通過点だ。堀田もこれまでに「先発としてしっかりゲームを作れるようになりたい」と“勝てる投手”になることを目標に掲げていた。桑田コーチが「将来のエース候補」と評価する右腕。同期のロッテ・佐々木朗、ヤクルト・奥川、オリックス・宮城のように、一気にスターダムの階段を駆け上がる。 ◆堀田 賢慎(ほった・けんしん)2001年5月21日、岩手・花巻市生まれ。20歳。桜台小1年で野球を始め、花巻北中では花巻リトルシニアに所属。青森山田高では1年春からベンチ入りも甲子園出場はなし。19年ドラフト1位で巨人入団。20年4月に右肘じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、同年オフに育成で再契約。1、2軍ともに公式戦出場なし。186センチ、85キロ。右投右打。</p>