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昔、山でとった金を背負って降りてきた者たちがいた。すれ違った旅僧から荷は何かとたずねられ、鉛だと答えた。着いて荷を広げると、金が鉛になっていた。それからこの山はいくら掘っても出るのは鉛ばかりになってしまった▼佐渡相川の伝説です。〈五月晴れや佐渡のお金が通るとて〉。一茶の句にあるよ…