性加害報道の榊英雄監督が謝罪「過去のことをなかった事には出来ません」「猛省し悔い改める」【コメント全文】

　榊英雄監督が映画へのキャスティングを持ち掛け女優に性的関係を強要したと一部メディアに報じられたことを受け、映画『蜜月』の製作委員会は9日夜、今月25日に予定していた同映画の公開を一旦中止にすると伝えた。また、榊監督が10日までに所属事務所を通じ、謝罪コメントを発表した。

　榊監督は「この度は、映画『蜜月』の公開が控えているこのタイミングで、私の過去の個人的なことが記事になり、映画を創るために東奔西走してくださったプロデューサー陣やスタッフ、キャストの皆さま及び関係者の皆さま、そして何よりこの映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「そしてかけがえのない大切な家族を傷つけ悲しませてしまったことを、本当に申し訳なく思っております」と心境を吐露した。

　続けて「今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております」とし、報道内容について「事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております」とコメント。「関係者の皆さま深くお詫びするとともに、今後の対応に関しましては、専門家と話し合いの上、進めていきたいと思っております」としている。

　映画『蜜月』の公式サイトにて、本作公開の「一旦中止」が発表され、「本作の公開をお待ちいただいておりましたお客様、また関係者の皆様には多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます」との謝罪のコメントも掲載された。

■榊英雄監督コメント全文
この度は、映画『蜜月』の公開が控えているこのタイミングで、私の過去の個人的なことが記事になり、映画を創るために東奔西走してくださったプロデューサー陣やスタッフ、キャストの皆さま及び関係者の皆さま、そして何よりこの映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます。
そしてかけがえのない大切な家族を傷つけ悲しませてしまったことを、本当に申し訳なく思っております。

また、今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております。

記事の内容につきましては、事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております。

最後に、関係者の皆さま深くお詫びするとともに、今後の対応に関しましては、専門家と話し合いの上、進めていきたいと思っております。

2022年3月9日 榊英雄

https://news.yahoo.co.jp/articles/4777718b9bfcda97c548dac5ca73ea14004e3932