ロシアのウクライナ侵攻から2週間以上が経過し、アジア化学品市場にも徐々にその影響が及び始めた。原油・ナフサ高でエチレン設備の稼働を落としたり、中国-ロシア間の化学品取引を停止するといった動きが出ている。ロシアと経済関係が深い欧州では、エネルギーや化学品のサプライチェーン脆弱性が再び顕在化。経済制裁の行方次第では、ロシア品代替で欧州に仕向けられる米国品や中東品が増え、結果的にアジア太平洋の化学品市況が上昇するとの見方が強い。
The post ウクライナ危機、アジア化学品市況にも影響、ロシア産取引停止など first appeared on 化学工業日報.