慢性疾患を防ぐカギは「自然炎症の制御」にあります。自然炎症が継続的に体内に起こるきっかけは何なのか?という疑問についてはまだ解明されていない点も多くあります。しかし、外部から体内に入ってくる「環境毒素」が大きな原因の一つになっていることは分かっています。自然炎症を最低限に抑えるには、環境毒素を全身に回らせないことが重要です。そこで本稿では、環境毒素の防波堤とも言うべき「腸内環境」と「肝臓のデトックス機能」を高める方法について見ていきましょう。※本連載は、小西統合医療内科院長・小西康弘医師による書下ろしです。