もっと詳しく

連日、ウクライナの悲惨な戦況のニュースが流れる。祖国を逃れ難民となる人々の姿を見て、亡き母を思う。 母は戦時中、名古屋の中心地で焼けだされた。残ったのはフタのないお釜と片方の下駄のみ。しゅうと、しゅうとめを連れて徒歩で遠縁のある愛知県春日井市に疎開した。途中、焼け焦げた遺体が道に…