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生き残ったもろみを搾るため、最大の課題が発電燃料の確保だった。発電機が酒蔵に届いて電力ケーブルと設備がつながっても、燃料がなければ動かすことができません。当時の気仙沼市は多くのガソリンスタンドにも電気が来ておらず、手動や発電機でポンプを動かしてなんとかガソリンをくみ上げているよう…