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川崎市の介護付き有料老人ホームで2014年、入所者の高齢男女3人を転落死させたとして殺人罪に問われた元施設職員今井隼人被告(29)の控訴審判決で、東京高裁は9日、死刑とした一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。細田啓介裁判長は「介護職員の立場を利用した犯行は重大で悪質だ。死刑が重すぎ…