<p>脳収縮や認知力低下も、新型コロナ感染の数カ月後に-英研究</p><p>脳収縮や認知力低下も、新型コロナ感染の数カ月後に-英研究</p><p>新型コロナウイルス感染症は軽度でも脳に損傷を与え、認知能力を低下させる可能性がある。科学誌ネイチャーで7日公表された論文が指摘した。</p><p>それによると、英オックスフォード大学の ウェルカム・センター・フォー・インテグレーティブ・ニューロイメージング による研究で、新型コロナ感染症に関連した脳へのダメージが感染の数カ月後に確認された。 嗅覚障害 や通常なら10年分の脳の収縮などで、これらは認知能力の低下に関連しているという。 新型コロナ感染症患者と医療スタッフ(ベルギー) Photographer:Valeria Mongelli/ Bloomberg 研究は新型コロナウイルスの中枢 神経系 への影響を示唆。新型コロナが認知症のリスクと闘う世界の財政的負担を高めるかどうかを巡り、さらなる研究が必要になりそうだ。 米国立神経疾患・脳卒中研究所の臨床ディレクター、アビンドラ・ナス氏は「非常に興味深く、多くの人にとって重要な意味のある研究結果だ」と述べた。 原題:</p>