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蔓(つる)と葉から構成される文様で、日本では大陸から伝来したので唐草文と呼ぶ。法隆寺に残る洗練された唐草文は、そのルーツを古代メソポタミアやギリシアなどに遡る文様として、時空を超えたその旅路に人々はロマンを感じる。イスラーム世界では、初期の8世紀ごろから西アジアに伝統的な蔓草文が…