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 クレハは、事業ポートフォリオの最適化を急ぐ。今年10年目を迎える小林豊社長は「当初から高付加価値企業を目指し、よい方向にきている。ただ次の世代に引き継ぐ際、負の遺産まで処理しておく必要がある」とし、拡大投資を続け戦力化が課題のポリグリコール酸(PGA)事業は「2023年度からスタートする新中期経営計画の前に方向性を決める」方針だ。もう一方の課題である新事業については新規農薬や、センサーなどの情報通信分野の開発を進めるとともに、より川下に位置する素材加工事業を新機軸と位置づけ、「グローバルニッチ市場で高い技術力を要求される領域に入っていきたい」と事業拡大に意欲を示す。続きは本紙で

小林社長

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The post クレハ・小林社長、PGA事業の方向性決断、新中計前に判断必要 first appeared on 化学工業日報.