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<p>ロシアがウクライナ4都市にロシアへの「人道回廊」発表、ウクライナ反発 交渉続く – BBCニュース</p><p>BBCニュース – ロシアがウクライナ4都市にロシアへの「人道回廊」発表、ウクライナ反発 交渉続く</p><p>ロシア国防省は7日、ウクライナの首都など4都市で、市民らの人道回廊を設定すると発表。同日朝から停戦を実施するとした。ウクライナ側は避難ルートの目的地がロシアになっていると反発している。そうした中、3回目の停戦協議と外相会談が近く開かれる見通しとなった。</p><p>イギリスの外務・英連邦・開発省(FCDO)のジェイムズ・クレヴァリー欧州・北米担当閣外相は、一時的に停戦して民間人をベラルーシかロシアに避難させるロシアの計画を、「信じられないほど冷笑的だ」と評した。 クレヴァリー氏はBBCの朝の番組に出演。「いま自分の国を破壊している国へ、避難するよう提案するなど、ばかげている」と述べた。 ロシアの新たな人道回廊の提案については、フランスのエマニュエル・マクロン大統領の働きかけを受けたものだとの情報が流れた。 仏大統領府は、「大統領はウラジーミル・プーチンと協議後、ロシアへの回廊を要求も獲得もしていない」、「大統領は民間人を退避させ、支援の輸送を認めるよう主張している」とした。 その上で、「プーチンはまた自らの主張を前面に出し、ウクライナこそ侵略者で、自分たちこそあらゆる人に安全な避難先を提供しているのだと、そういう文脈の物語を推し進めている」と述べた。 人道回廊 赤十字国際委員会(ICRC)のドミニク・シュティルハルト事業局長は、ウクライナとロシアが人道回廊について「具体的かつ実行可能で詳細な」合意に至っていないのが問題だと、BBCのラジオ番組で話した。 シュティルハルト氏によると、先週末のマリウポリの人道回廊をめぐっては、双方が「原則論で」合意したものの、ルートや避難対象者の詳細を詰めていなかった。そのため、合意はすぐに破綻したという。 また、ICRCの職員が6日、合意されたルートに沿ってマリウポリから脱出しようとしたところ、「指示された道路には地雷が設置されていた」ことに気づいたという。 シュティルハルト氏は、「そうしたことがあるから、私たちが現地で(人道回廊を)円滑に進めるためには、両当事者が細かい点まで合意することが非常に大事だ」と話した。 (英語記事</p>