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<p>ウクライナ南部 市民が国旗掲げ ロシア軍に撤退求め抗議 | NHKニュース</p><p>ウクライナ南部 市民が国旗掲げ ロシア軍に撤退求め抗議 #nhk_news</p><p>【NHK】ロシア軍は、ウクライナ東部のハリコフにある核物質を扱う研究施設を砲撃するなど、攻勢を強めています。一方、ロシアが軍を進め…</p><p>ロシア軍は、ウクライナ東部のハリコフにある核物質を扱う研究施設を砲撃するなど、攻勢を強めています。一方、ロシアが軍を進める南部では、市民がウクライナの国旗を掲げるなど、公然と抵抗姿勢を示し、衝突への懸念が強まっています。 続きを読む ウクライナの原子力規制当局は6日、東部にある第2の都市ハリコフの国立物理技術研究所がロシア軍の砲撃を受けたと発表し「ロシアが再び、核に対するテロを行った」と強く非難しました。 今のところ、放射性物質が漏れ出すなどの深刻な被害は報告されておらず、変電所が破壊されたほか、実験装置の冷却システムのケーブルが損傷したとしています。 すでにロシア軍が占領したとされるウクライナ南部の都市ヘルソンからおよそ60キロ離れたノバ・カホフカでは6日、およそ2000人の市民が街頭に繰り出し、ウクライナの国旗を掲げ、青と黄色の風船を飛ばしてロシア軍に抵抗する姿勢を公然と示しました。 地元メディアによりますと、ロシア軍は集まったデモ隊を解散させようと発砲し、5人がけがをしたということです。 また、ロシア軍が北と東の2方面から迫っている首都キエフでは、市民が侵攻に備えてバリケードを築いたり、銃を配ったりするなど、徹底抗戦の構えを見せていて、ロシア軍との衝突への懸念が強まっています。 松野官房長官「原発攻撃は決して許されない暴挙」 松野官房長官は午前の記者会見で「ザポリージャ原子力発電所に対する攻撃は決して許されない暴挙で、強く非難する。また、現地時間の6日、ハリコフにある原子力関連施設への攻撃の発表も承知しており、強く懸念している」と述べました。 また、ウクライナ在留の日本人について「生命や身体に被害が及んだとの情報には接しておらず、今月5日時点で確認されている在留邦人はおよそ90人だ」と述べました。 一方、自国の領空内でロシアの航空機の飛行を禁止する制裁措置について、政府内での検討状況を問われ「ロシア国籍機の領空内飛行を禁止する措置を含むさらなる措置は、今後の状況を踏まえつつ、G7をはじめとする国際社会と連携して適切に取り組んでいく」と述べました。 避難民の受け入れ「水際対策とは別に考えるべき」 また「ウクライナから第三国に避難された方々のわが国への受け入れについては、ウクライナの人々との連帯をさらに示すべく進めていく。まずは親族や知人が日本にいる方々の受け入れを想定しているが、それにとどまらず人道的な観点から対応していく」と述べました。 そのうえで「ウクライナからの避難民の受け入れは、基本的に水際対策とは別に考えるべきだ」と述べ、新型コロナの水際対策とは別枠で受け入れる考えを示しました。 また、ロシアから帰国する日本人についても別枠で受け入れる考えを示しました。</p>