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衣料繊維に使う綿花の先物市場で、供給不足による高値の長期化を見越した取引が活発になっている。主力の米国産で来季の作柄悪化や収穫遅れが懸念されているためで、出回り初期にあたる期先12月物の取引残高は平年より5割多い。物流混乱などを背景に取引所在庫は過去10年で最低水準にあり、需要家の早…