もっと詳しく

<p>人気ユーチューバーが教えるエクセル神テク4選 すぐに差がつく</p><p>人気ユーチューバーが教えるエクセル神テク4選 すぐに差がつく</p><p>2022年3月4日発売の「日経トレンディ 2022年4月号」では、「ずるい!エクセル【学び直し】を特集。エクセルの解説動画で人気を博すのが、PCスキル解説YouTuberの金子晃之氏。徹底的な分かりやすさにこだわり、再生回数が約600万回の動画もある。エクセルを効率よく学ぶコツや神テク4選を金子氏に聞いた。</p><p>こうした前提知識や基本機能を学ぶだけで、作業スピードは一気に上がります。動画で取り上げると再生回数は増えるので、やはり効果はあるのだと思います。例えば、印刷ミスを減らす方法やマウスを使わずに操作するショートカットキーは、日常業務ですぐに役立つ。難しいと世間で思われている関数も、仕組みを理解して基礎的なものを押さえるだけで、それらを組み合わせてできる範囲が相当広がります。 ——しかし、エクセルを独学で身に付ける方法が分からないビジネスパーソンは多いのが実情です。 エクセルの使い方について解説する動画と、書籍などのテキストを使い分けることを勧めています。分かりやすい動画で一通りを学び、理解できなかった部分をテキストで確認すると効率的。集中してある程度の時間をかけて順序よく進めれば、数日間で一気にレベルが上がります。また、手を動かしながら学ぶことも重要です。お勧めは、実際に家計簿や資産管理表など生活で使うものを作ってみること。身近に感じられるので、やる気が出やすい(笑)。 ——初級レベルを卒業したといえるのは、何ができるようになってからでしょう? 個人的に覚えてほしいのは、「テーブル」「ピボットテーブル」、そして「関数」です。これらを押さえると中級レベルのスキルが身に付いたと言ってよく、少ない労力で多くのリターンが得られます。 テーブルは表を作るときに計算範囲の指定漏れなどを防ぎ、罫線などの体裁を整える手間が減る。一方、ピボットテーブルは関数を使わずに複雑な計算ができる。入力したデータを「店舗や月ごとに分類して合計する」といった計算を、クリックで完結できます。ピボットテーブルでできないものは、簡単な関数を組み立てて補うといいでしょう。 ——さらに上を目指そうとすると、どんな機能を学ぶことになりますか。 世間では「VBA」(Visual Basic for Applicationsの略。Microsoft Officeのソフトを動かすプログラミング言語)を推す声をよく聞きますが、私のお薦めはパワーピボットやパワークエリ。例えばパワーピボットを使えば複雑なデータをまとめて表示したり、表やグラフを一気に作成したりすることができて重宝します。 ——エクセル2021でも様々な新機能が使えるようになりましたね。 これまでのバージョンアップでは新しい関数が登場しても使用頻度は少なかった印象ですが、今回は使い勝手のいい関数が登場しています。「XLOOKUP」「FILTER」「SORT」「UNIQUE」「XMATCH」の5つは、仕事の現場で重宝すると思います。条件に当てはまるデータを取り出すXLOOKUPは、「VLOOKUP」よりも初心者が使いやすい。VLOOKUPは検索列が左端に限定されますが、XLOOKUPでは検索範囲を自由に指定できるようになりました。使い方を知っておいて損はないと思います。 一番人気の「Excel仕事を10倍早く終わらせるテクニック20選」は再生回数597万回</p>