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2―2の同点で迎えた延長十回2死一、三塁。打席の池口奏(かなで)(1年)は冷静だった。七回までの計3打席は凡退したが、九回の第4打席は四球で出塁。ボールは見えており、調子は悪くないと感じていた。「打てる」という自信もあった。 秋季県大会準決勝の静岡戦。勝てば東海大会出場が決まる大一番だ…