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<p>ロシア寄りの中国、米中外相電話会談で「NATO拡大の悪影響重視すべきだ」 : 国際 : ニュース</p><p>ロシア寄りの中国、米中外相電話会談で「NATO拡大の悪影響重視すべきだ」 #国際</p><p>【ワシントン=蒔田一彦】米国務省によると、ブリンケン国務長官は5日、中国の 王毅 ( ワンイー ) 国務委員兼外相と電話で会談し、ロシアのウクライナ侵攻について協議した。ブリンケン氏は「世界はどの国が自由、自決、主権の</p><p>【ワシントン=蒔田一彦】米国務省によると、ブリンケン国務長官は5日、中国の 王毅(ワンイー) 国務委員兼外相と電話で会談し、ロシアのウクライナ侵攻について協議した。ブリンケン氏は「世界はどの国が自由、自決、主権の基本原則のために立ち上がるかを注視している」と指摘した。ロシアに対する圧力を強めるよう、中国に働きかける狙いとみられる。 ブリンケン氏は「世界はロシアの侵略を否定し、対応するために一致して行動し、高い代償を払わせようとしている」とも強調した。 中国はウクライナ問題ではロシア寄りの姿勢を取っており、米欧などの対露制裁措置の「抜け穴」になりかねないとの懸念が出ている。中国外務省によると、王氏は電話会談で早期停戦を望む立場を示した一方、「北大西洋条約機構(NATO)の東方への拡大がロシアの安全環境にもたらした悪影響を重視すべきだ」と従来の主張を繰り返した。</p>