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ルノーの新型水素エンジン搭載コンセプトカーのファーストティザーイメージ。ルノーは2022年5月に水素を搭載したコンセプトカーを公開する予定だ。最初のティザー画像は、コンパクトSUVを示唆している。第一報!

多くのメーカーがそうであるように、ルノーも従来の内燃機関自動車を減らしていきたいと考えている。電気自動車に関しては、このフランスメーカーはパイオニアと言われている。例えば、2013年から小型電気自動車「ゾエ」を提供している。今、同ブランドは次の選択肢となる駆動システムに注目している。2022年5月、ルノーは水素で走るコンセプトカーを発表する予定だ。このたび、第一弾のティザー画像が公開された。

コンパクトSUV?

最初の写真からは、まだ生産モデルがどのようになるかの情報はあまり伝わってこない。形は電気自動車の「メガーヌ」に似ているので、コンパクトSUVになる可能性も十分ある。車外ミラーの代わりにカメラを搭載していることがよくわかる。これは多くのコンセプトモデルで共通な点だが、生産モデルでも採用されることが多くなっている。

スタディモデルのライトシグネチャーは明確に認識でき、市販車に搭載されることが確実に想像できる。2分割されたヘッドライトは、ボンネットの下に、4つの小さな四角形が並び、その下に大きく尖ったエレメントがある構成だ。また、ロゴはイルミネーションで表現している。

駆動源は水素を燃料とする内燃機関である可能性がある

残念ながら、ルノーはパワートレインに関する詳細をまだ明らかにしていない。しかし、同ブランドが燃料電池ではなく、水素エンジンを搭載すると言っている以上、このスタディモデルが電気自動車にならない可能性は十分にある。その代わり、電気ではなく、水素を動力源とする内燃機関である可能性が高い。

Text: Katharina Berndt
Photo: RENAULT GROUP