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松浦理英子さん (c)講談社/大坪尚人 「愛は至上のものではない」と作家の松浦理英子さんは言う。5年ぶりの長編「ヒカリ文集」(講談社)で描いたのは、男女を問わず次々と交際相手を替え、その誰とも長続きしない女性。しかし、周囲の語りから浮かぶ彼女は、決して「悪女」や「魔性の女」ではない。人…