多発性硬化症(MS)の治療薬として使われているフィンゴリモドは、スフィンゴシン1-リン酸受容体1(S1P1受容体)にアンタゴニストとして機能し、リンパ節など二次リンパ組織からのリンパ球の移出を抑制する作用がある。本論文は、このフィンゴリモドでMSを治療中にクリプトコッカス髄膜炎を発症した患…
多発性硬化症(MS)の治療薬として使われているフィンゴリモドは、スフィンゴシン1-リン酸受容体1(S1P1受容体)にアンタゴニストとして機能し、リンパ節など二次リンパ組織からのリンパ球の移出を抑制する作用がある。本論文は、このフィンゴリモドでMSを治療中にクリプトコッカス髄膜炎を発症した患…