関東電化工業は、中長期目標である「2024年度の連結売上高1000億円」の実現に向けた事業体制を構築する。需要が急伸する半導体用フッ素系特殊ガスの拡販を中心に残り約400億円の積み増しを図る方針で、渋川工場(群馬県渋川市)と韓国拠点に加え、22年内には水島工場(岡山県倉敷市)の新ラインおよび中国合弁企業の稼働を開始し、伸長需要を世界4極で捕捉する。次世代品として複数の顧客と共同で環境負荷の低い新規フッ素ガスの開発が進む。2~3年内の量産開始を見込み、来期からスタートする新中期経営計画には実機プラントの設置を盛り込む予定だ。
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