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宮城県石巻市雄勝町で生まれ育った藤本和(のどか)さん、22歳。小学5年生のときに東日本大震災が発生。波に追われる中、崖をかけのぼり避難した。藤本さんは、中学3年生のときから、そうした震災の経験を伝える“語り部”としての活動を続けている。 きっかけは授業で書いた作文だった。作文用紙6枚に渡…