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ウクライナ情勢の緊迫化を受けて、ロシアの通貨「ルーブル」の急落が広がっています。ところで、歴史的に最も有名な「ルーブル・ショック」といえば、1998年でしょう。ルーブルの切り下げが、世界の金融市場の楽観論を悲観論に急転換させるきっかけとなりました。本記事では、マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒が、そんな1998年の「ルーブル・ショック」の振り返りと、「ウクライナ危機」でもドル/円が円高にならないのはなぜか、「ルーブル・ショック」と比較しながら、解説していきます。