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毎日映画コンクールでドキュメンタリー映画賞を受賞した原一男監督の「水俣曼荼羅(まんだら)」を見た。水俣病を巡る動きを20年にわたって追った6時間余の長編だが、飽きなかった。中でも、国や熊本県との交渉の席で患者らが役人を問い質す場面は緊張感に満ちていた。 役人たちはみな一見、ひ弱そうで…