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 協和発酵バイオは医薬品原薬事業の強化に乗り出す。製薬会社との連携を通じて研究してきた新薬候補物質の治験薬工場の建設を2022年にも始める。同社の主力工場は品質管理問題で19年に業務停止・改善命令を受けたが、医薬品の品質・製造管理基準GMPを昨年までにおおむね再取得し、4月には米国食品医薬品局(FDA)の査察を予定する。信頼回復へ一定のめどがつくことも踏まえて、原薬ビジネスに再び力を入れる。

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