リモートワークが多くなると理論上はどこにいても仕事ができることになるので、ちょっと気分転換にPC抱えてバス旅というファンもいることだろう。そこで特にバス旅用というわけではないが、バスファンにおススメのアイテムを使ってみたのでレビューする。
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
車内で出たゴミは持ち帰りましょう!
バス車内で大々的に飲食をするのははばかられるが、ちょっとしたものであれば日常的に口に運んでいるのではないだろうか。そこで出るゴミは高速バスであればゴミ袋が装備してる場合もあるが、スマートな自分用ゴミ箱ポーチを使ってみた。
出たアイデアは何でも商品化してみることで有名な、キングジムから「ホルポ」ごみ箱ポーチが発売された。ロール状になった小さなゴミ袋が同梱されているので、それをポーチの底面にセット。
1枚目をポーチの中を通して出口の蛇腹を引き出してゴミ袋をセット、蛇腹を戻すと滑り止めが付いているので容易にごみ袋は外れない。
片手で開いて入れるだけ!
前述の蛇腹は金属の板バネ状になっているので、片手で押せば簡単に開く。ごみを投入して手を離せば口は閉じるので、ちょっとしたゴミならばこれで十分だ。ポーチの表にはポケットが付いているので、ポケットティッシュやウェットティッシュを入れておけば便利だ。
ゴミを捨てるときは、ロールから2枚目のゴミ袋が出てくるまで袋ごと出し、ミシン目で切れば次がセットされる。感染対策のためもあるが、危険はお互いに持ち帰り自身で処分するのがスマートだ。
乗り換え時間や目的地でリモートワーク
ぶらり旅の目的地や乗り換え時間を多めに取り、カフェでリモートワークという方もいるだろう。バス旅では限られたスペースなので、なるべく荷物はコンパクトにしたいところだ。
A4サイズが入るリュックを使用すると、たいていのPCを持ち運ぶのには問題ない。しかし快適に仕事をするのであれば、ACアダプターやマウス等の小物は必要だ。
それらの小物一つ一つは小さいが、詰めるとかさばるのでリュックの底にたまりがちで邪魔だ。そこで同じくキングジムの「ロッツ」フルオープンケースを使用してみた。
多くの小物がA4サイズに!
本品はA4サイズ(A5もある)の書類ケースのような形状で、開くと上面がガバッと開く。厚さが少し昔のノートPC程度なのでPC保護ケースとして書類と一緒に入れておくことも可能だが、今回は前述した小物類を突っ込んでみた。
本品に収納したのは、USB出力付きのPC用ACアダプター、USBケーブル、マウス、マウス用ケーブル、USBメモリー4個、予備用スマホ、フルワイヤレスイヤホンだ。これだけをリュックに入れれば、もちろん小さいので入るが底にたまりカフェで必要なものを発掘するのに苦労する。
PC2台分でスッキリ!
本品をテーブルの上でガバッと開けば、必要なものすべてがそこにあるので、目的物だけを取り出して残りは閉じてリュックにしまえばよい。A4サイズPC2台分のスペースで、かなり細かいものまですべて収納できてしまうのがすごい。
全体の容量が変わるわけではないが、取り外しができるA4仕切りスペースがリュックの中にできたと思えばいいだろうか。
荷物をきっちり整理して快適なバスライフを!
荷物をコンパクトにまとめることができれば、ゴミを持ち帰る余裕も生まれるし、現地で見つけたちょっとしたお土産物を購入する物理的なスペースも生まれる。ライススタイルに合うようであれば、バス旅にかかわらず手にってみてはいかがだろうか。
投稿 バス旅の荷物はコンパクトに! 車内のゴミはスマートに持ち帰る! は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。