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<p>蔡英文氏と会談の元米高官、台湾との「約束守る」と強調</p><p>蔡英文氏と会談の元米高官、台湾との「約束守る」と強調 蔡氏は会談で「今は世界の民主主義国家が団結するときだ。台湾は〝欠席〟することはできない」と述べ、ウクライナを支持する姿勢を示した。</p><p>【台北=矢板明夫】米軍制服組トップを務めたマレン元統合参謀本部議長を代表とする米超党派の台湾訪問団は2日、台北市の総統府で蔡英文総統と会談し、米国は台湾との「…</p><p>2日、台湾総統府であいさつする米訪問団代表のマレン氏(左)と、蔡英文総統=台北(総統府提供・共同) 【台北=矢板明夫】米軍制服組トップを務めたマレン元統合参謀本部議長を代表とする米超党派の台湾訪問団は2日、台北市の総統府で蔡英文総統と会談し、米国は台湾との「約束をしっかり守る」と強調、ロシアのウクライナ侵攻を受けても米国が台湾に関与する政策に変わりがないことを改めて確認した。 蔡氏は会談で「今は世界の民主主義国家が団結するときだ。台湾は〝欠席〟することはできない」と述べ、ウクライナを支持する姿勢を示した。 マレン氏は「一方的に現状を変更するいかなる行為にも反対する」と米国の立場に言及した上で、「台湾海峡の平和と安定の維持は米国の利益だけでなく、世界の利益にも合致する」と強調、「両岸(中台)の課題が平和的に解決されることを引き続き支持していく」と述べた。 訪問団は、民主党のオバマ政権時代に国防次官を務めたミシェル・フロノイ氏や、共和党のブッシュ(子)政権時代に国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたマイケル・グリーン氏ら元高官5人。蘇貞昌行政院長(首相に相当)や邱国正(きゅう・こくせい)国防部長(国防相)とも会談した。 特集・連載:</p>