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経団連の土光敏夫会長と言えば昭和時代の代表的財界人であり、その政策秘書として2年近く務めたのが著者である。「土光会長は、いかなる夕食の接待も断った。それがたとえ皇居での外国の賓客を招いての晩さん会であれ、時の総理からの夕食会であれ辞退した」と著者は述べる。(目刺しを前に夫婦で膳を…