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<p>旭化成グループのニトログリセリン製造施設で爆発、1人不明…1キロ離れた住宅も被害 : 社会 : ニュース</p><p>旭化成グループのニトログリセリン製造施設で爆発、1人不明…1キロ離れた住宅も被害 #社会</p><p>1日午後1時50分頃、宮崎県延岡市水尻町の産業火薬製造販売会社「カヤク・ジャパン」(本社・東京) 東海 ( とうみ ) 工場で爆発があり、煙が上がっていると近隣住民から119番があった。建物1棟が全壊し、近くにいたとみ</p><p>1日午後1時50分頃、宮崎県延岡市水尻町の産業火薬製造販売会社「カヤク・ジャパン」(本社・東京) 東海(とうみ) 工場で爆発があり、煙が上がっていると近隣住民から119番があった。建物1棟が全壊し、近くにいたとみられる同社員の男性(24)(宮崎県門川町)が行方不明となっているほか、別会社の30歳代男性がひざに軽傷を負った。県警は捜索を行うとともに、当時の状況などを調べている。 カヤク・ジャパンは旭化成のグループ会社で、県警の発表では、けがをした男性は「旭化成エンジニアリング」の社員。旭化成延岡支社などによると、全壊した建物は平屋で、周囲を土壁で囲われた25メートル四方の区画に建てられていた。火薬の原材料となるニトログリセリンを製造する施設で、同支社はその工程で爆発が起きたとみている。 市危機管理課によると、爆発後、工場外への延焼、危険物や毒物の流出はないという。 現場は延岡市役所から北東約6キロに位置し、周辺には住宅も点在する。工場から約1キロ離れた同市白石町では、爆発の衝撃によって多くの住宅で窓ガラスが割れたり、扉が枠から外れたりする被害が出た。</p>