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<p>ウクライナ難民「適切に対応」と松野長官</p><p>ウクライナ難民「適切に対応」と松野長官 松野氏は「帰国に不安を抱く方々について適切に対応を行っていく方針だ」とし、難民申請があれば内容を審査して認定を進め、法的に難民と認められない場合でも、人道上の必要があると判断されれば在留を認める方針を示した。</p><p>松野博一官房長官は28日の記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻で大量の難民が発生していることを受け、ウクライナ人の日本受け入れに関し「政府全体として現地情勢を把…</p><p>参院予算委で答弁する松野博一官房長官=28日午前、国会・参院第一委員会室(矢島康弘撮影) 松野博一官房長官は28日の記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻で大量の難民が発生していることを受け、ウクライナ人の日本受け入れに関し「政府全体として現地情勢を把握しつつ、適切に対応していく必要がある」と述べた。 政府によると、令和3年12月末時点で日本国内に1900人超のウクライナ人が在留している。松野氏は「帰国に不安を抱く方々について適切に対応を行っていく方針だ」とし、難民申請があれば内容を審査して認定を進め、法的に難民と認められない場合でも、人道上の必要があると判断されれば在留を認める方針を示した。 一方、ロシア国内でもウクライナ侵攻に反対するロシア国民などへの政治的圧力が強まっているとされるが、松野氏は、必要に応じて同様に難民と認めたり、人道上の観点から日本への在留を認めたりする措置を検討するとした。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は27日、ウクライナから国外脱出した難民が36万8000人に上ったと発表している。</p>