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Pramacとパートナーシップを締結

ジャガー・ランドローバーは、エネルギー分野におけるリーディング・カンパニーであるPramac(プラマック)とパートナーシップを締結。ジャガーのフルバッテリー電気自動車(BEV)「I-PACE」の車載バッテリーを二次利用し、ポータブルのゼロエミッション・エネルギー貯蔵ユニットを開発した。

オフグリッド・バッテリー・エネルギー・ストレージ・システム(ESS)と名付けられたPramacの技術は、「I-PACE」のプロトタイプや技術テスト車両のバッテリーから取り出したリチウムイオンセルを搭載しており、主電源へのアクセスが限られている、または利用できない場合に、ゼロエミッションで電力を供給することが可能だとしている。

このパートナーシップは、電気自動車のバッテリーの新たな循環型経済ビジネスモデルを構築するという、ジャガー・ランドローバーの計画第1弾とのこと。2039年までに排出ガス量実質ゼロの達成を目指すというコミットメントの一環として、BEV用バッテリーの二次利用やそれ以上の用途を実現するプログラムを立ち上げる予定だ。

フラッグシップのESSの容量は最大125kWhで、これは「I-PACE」をフル充電、一般家庭1週間分の走行に必要な電力を供給することができる。Pramacは、ESSにジャガー・ランドローバーから供給された車載バッテリー、モジュールや配線などを再利用、その割合は最大85%に上る。残りのマテリアルはサプライチェーンに戻され、リサイクルされる。ソーラーパネルから充電を行い、双方向コンバーターと付随する制御管理システムを備えたバッテリーシステムで構成される自己完結型ソリューションで、商用レンタルも可能。動的制御をするType 2の電気自動車(EV)充電接続を備え、最大22kWのAC充電が可能だという。

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