アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂のアジア市況(CFR中国)は、足元1トン当たり1950ドル前後と、直近のピークである昨春の2500ドルから軟化しているものの、いぜん高水準が続いている。主原料価格の上昇が続き、高止まりしていることが背景。中国では2022年だけで100万トンを超える新増設が計画されているが、新型コロナ対策の影響や経済回復の状況次第で稼働時期が遅れる可能性もある。まだ不確定な要素も多く、市況の先行きは不透明だ。続きは本紙で
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