スーパーフォーミュラ・ライツ富士合同テスト2日目は菅波と太田がトップタイムに

　3月24日、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の合同テスト2日目が富士スピードウェイで行われ、午前のセッション2は菅波冬悟（Byoubugaura B-MAX Racing 320）が、午後のセッション3は太田格之進（HFDP WITH TODA RACING）がトップタイムをマークした。

　3月23日にスタートしたスーパーフォーミュラ・ライツの合同テストは2日目。初日は曇天のもとスーパーフォーミュラのセッション3〜4の間に2時間が行われたが、この日は晴天のもと気温も上がり、10時から午前のセッション2が行われた。この走行ではJMS RACING with B-MAXの4号車に、前日に続き佐々木大樹が乗り込み、TEAM DRAGON B-MAX 320の30号車には、前年にスーパーフォーミュラ・ライツでチャンピオンを獲得した名取鉄平が乗り込んだ。

　前日も赤旗中断はなくセッションは進んだが、平良響（Kuo モビリティ中京 TOM’S 320）がトラブルのため終盤まで走行できず。終盤にはニュータイヤでのアタックが行われたが、ここで1分33秒042をマークした菅波がトップタイムに。2番手には小高一斗（Kuo モビリティ中京 TOM’S 320）がつけたが、セッション途中でのユーズドでのタイム。3番手には前日首位だった平木玲次（HELM MOTORSPORTS 320）がつけた。

　14時20分から16時30分まで行われたセッション3では、午前の走行で車両に破損があった30号車が走行せず、12台が走行。JMS RACING with B-MAXの4号車は佐々木が最初に乗り込み、途中から今田信宏に交代している。この午後の走行では、川合孝汰（Rn-sports 320）がダンロップコーナーで縁石にヒット。車両にダメージを負った。

　午後は終盤、太田が1分32秒950までタイムを縮めトップタイム。鈴鹿合同テストの2日目に続き首位でテストを締めくくった。2番手には平木玲次、3番手には木村偉織（HFDP WITH B-MAX RACING）がつけ、ルーキードライバーたちがトップ3を占めている。

　初日はトップ8が、2日目のセッション3ではトップ10が1秒差以内と、今季のスーパーフォーミュラ・ライツは僅差。非常に見ごたえあるシーズンとなることを予感させた。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
富士合同テスト　3月24日　セッション2結果

天候：晴れ　路面：ドライ

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
富士合同テスト　3月24日　セッション3結果

天候：曇り　路面：ドライ