「寝込むほどでもなかったし、原因も分かっているから不安になったわけでもない。でも、家族には絶対に言えなかった」
夫は「新型コロナは存在しない」 「ワクチン接種で死亡率が上がる」という言説を信じている。「いわゆる『陰謀論者』です。マスクも着用しないし」
「ワクチンを打ったせいで具合が悪いなんて言ったら……離婚されるんじゃないかな」
幸い、体の不調はすぐに消え、仕事や家事に支障を来すこともなかった。だが、つらい時につらいと家族に言えないことは心に重くのしかかった。
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新型コロナの国内感染が確認されてから2年。「第6波」に至るこれまで、度重なる緊急事態宣言などの対策が断続的に取られてきた。
その間、新型コロナやワクチンに関する「デマ」とも言える誤情報が、不安やストレスを抱えた人々の心の隙(すき)につけ込むように流布されてきた。
それは時に人間関係にひびを入れ、家族のつながりに影響を及ぼしている。
この女性は夫と10年ほど前に結婚し、現在は2人の子どもと4人で暮らす。20年春に初めて国内で感染が拡大し始めた時、夫は今とは違った。
まめに手を洗い、品薄になったマスクを探し、外出時は必ず着けた。子どもたちの感染防止にも注意を払った。
夫の言動を不審に感じるようになったのは1年がたった頃からだ。21年3月、夫が「コロナはうそだった。
これからは仕事をしなくてもよくなる」と言い出した。「近々、緊急放送があるらしい」とも。
女性が「なんで?」「誰の?」と聞いても、答えはよく分からなかった。
8月には、マスクを着け忘れたまま近所に出かけた夫が帰宅後、「誰にも何も言われなかった。やっぱりみんなコロナなんて存在しないと知っているんだ」と言った。
そして「ワクチンは殺人兵器」「コロナは(影の国家である)ディープ・ステートの仕業」といった説がもっともらしく語られる動画を次々に見始めた。
子どもと一緒に「折り紙の折り方」を見ていた動画投稿サイトの閲覧履歴に、そんな動画が並ぶようになった。
「コロナを信じるなら離婚」
女性には一つ、心当たりがあ…
https://mainichi.jp/articles/20220314/k00/00m/040/096000c#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
引用元: ・【毎日新聞】陰謀論に悩む家族・・・夫 「コロナは存在しない。(影の国家である)ディープ・ステートの仕業。コロナを信じるなら離婚」 [影のたけし軍団★]
海底軍艦派の俺は信じねえ
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