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その人はもう世にをらず冬の梅 羽生市 小菅純一 <評>その人がどんな人であったかを季語に語らせ、読み手の想像力に委ねた句。毎年冬の梅に出会うたびに思い出す人なのだろう。 野火守を引き継ぎしばし立ちすくむ 加古川市 中村立身 <評>交代したばかりの実感。火の迫力をまのあたりにして身動きが…