韓国は日本以上に「右VS左」の政治対立が激しい国で、保守系候補に再度政権交代することに対して、左派系の韓国人などが「最悪の性差別主義者が大統領になってしまった。絶望的だ、もう移民するしかない」といった悲鳴や絶望の声を上げているのをTwitterで見かけました。
特に今回の尹候補が「反フェミニズム」の主張を先鋭化させて票を集め当選したことに関して、韓国に限らず「韓国の民主主義に夢を託す日本の左派」のような人も暗澹たる思いを持っているようです。
しかし私は、こういう明確な「フェミニズムに対するNO」が直接選挙で出されるというのも、それはそれでフェミニズムに限らずリベラルな理想を社会に深く浸透させていくためには通過すべきプロセスなのではないかと感じています。
なぜなら、ここ10年ほどのアメリカ由来で世界中に広がったリベラル的理想主義は、あまりに「保守派」側にいる人間を見下し、非妥協的に侮蔑するような態度を取りがちで、作らなくても良い敵を作りまくり、地球上に何千万、何億人もの「絶対にリベラル派の理想を拒否してやる!」という強烈な憎悪を燃やす人々を増やしてきたように思うからです。これは別に韓国や日本に限らず、アメリカ社会ですらそうなっていますよね。
国をあげた公的な選挙で一度ここまで明確に拒否されてみれば、「そこまでの恨みの蓄積」の背後にある何かに考えを至らせる動きもまた出てくるでしょう(買いかぶりかもしれませんが、少なくとも一部にはそういう動きも生まれるはず)。
その「相互理解の難しさ」から逃げずに向き合う流れが生まれる時、韓国に限らず非欧米社会の人心に欧米的理想を溶け合わせていくための大事な手法を見出すことができるはずです。
そして同時に、そういう「非妥協的な糾弾姿勢を超える対話の文化」が醸成されていくことによってのみ、日韓関係の改善も、またはじめて可能になるはずだと言えます。
保守派の大統領になったからといって日韓関係が劇的に改善するということはあまり考えられませんが、「リベラル派の正義」が「その外側のもうひとつの正義」とお互いを対等に尊重し合った対話が可能な文化が東アジア全体で育っていけば、そこにはじめて「日韓関係の本質的改善」もまた生まれるでしょう。
「はじめまして」の方のために筆者の自己紹介を少しすると、私は学卒でアメリカの経営コンサルティング会社に入ったのですが、そこにある「グローバルに共通な手法」と「日本社会」との間の分断を超える視座がそのうち切実に必要になるなと思って、その後わざわざブラック企業やカルト宗教団体とかに潜入したりするフィールドワークをした後中小企業コンサルティング的な仕事をしている人間です。
私は韓国の専門家ではありませんが、「あらゆる面で進んでいるとされる欧米の文化」の押し付けが「非欧米」社会における巨大な摩擦を引き起こす現場…のような環境を数多く見てきました。その中で、どうすれば「どちらの理想も」取り入れることができるのか?について色々と実地に模索してきた人間として、今回の韓国大統領選には随分前から注目していました。
端的に言うと今回の選挙結果は、ここ最近の韓国の特徴であった「果てしなく他人を糾弾しまくる型の“正義”」を推進するムーブメントの曲がり角を表しているとは言えるかもしれません。
だからといってその「欧米由来の理想像」を一切諦めてしまう必要もないはずで、現地社会の人心や義理の連鎖をうまく活かした形で着実に実現していければ多くの人にメリットがあるのは言うまでもありません。
そういった視点から昨今の韓国政治を考察し、今後の東アジアにおいて「欧米的な理想」を着実に現地社会の民心と合致させていくために必要な配慮とは何なのか?という日本にとっても他人事ではないテーマと、今後の日韓関係について考える記事を書きます。
略
韓国は日本以上に「右VS左」の政治対
引用元: ・【日韓関係】「もう日本を抜いた」「韓国経済は大崩壊する!」の罵り合いは不毛(FINDERS) [首都圏の虎★]
反日フェミどうすんのこれw
彡⌒ミ
(´・ω・)
既に崩壊した!が正しい
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