2016年12月には日露ビジネス対話を山口で開催(C)日刊ゲンダイ
2022年度予算案に「プーチン献上3.1億円」計上のデタラメ…対ロ制裁はどうなった?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302458
ロシアのプーチン大統領の暴挙に歯止めがかからない。
中東から1.6万人超の義勇兵を集め、ウクライナへ送り込むという。国際社会によるかつてなく強力な経済制裁にヘコたれる様子はない。欧米主導の対ロ制裁には岸田政権も追従しているが、その本気度は極めて怪しい。参院で審議中の2022年度予算案に「ロシア・中央アジア地域等貿易投資促進事業」の名目で、3.1億円を計上したままなのだ。チグハグはアノ人への忖度なのか。
問題提起したのは、参院選に鞍替え出馬する立憲民主党の辻元清美前衆院議員。こうツイートし、波紋が広がっている。
〈ウクライナへのロシアの侵略戦争のために経済制裁をしていますが、なんと、参議院で審議中の今年度予算案に政権が合意した協力プラン「日露間における貿易投資の促進」など3.1億円が含まれています。このまま予算案を通していいのでしょうか?修正すべき〉
問題のロシア事業はズバリ、アベ案件だ。クリミア併合を非難する対ロ制裁に頬かむりだった元首相は、2016年5月にプーチンと会談。北方領土返還交渉を推し進めるため、〈8項目の「協力プラン」〉と称して経済支援を申し出た。それが18年度以降に具体化し、毎年およそ3億円が執行されている。プーチン肝いりの「東方経済フォーラム」では日ロビジネス対話を実施。日本の取り組みを懸命にアピールしたりしていた。
「予算案の細かい内容なんて国際社会に知れっこない、というこすっからい思惑がミエミエ。年金や医療などの社会保障関係予算はどんどん削られていくのに、事実上のアベ予算は後生大事に守り通す。岸田首相がどこに顔を向けて政治をしているかが浮き彫りです。必要のない項目は外し、予算案を組み替えるのが筋です。野党がこれを見逃したら、まさに21世紀型翼賛議会です」(政治評論家の本澤二郎氏)
週明け14日の参院予算委員会では岸田首相が出席する集中審議が行われる。辻元氏は〈今回の予算案3.1億円の減額修整すべきとの私のツイートに何人もの議員からすぐに「詰める」との連絡が。国会、注視!〉ともツイートしていた。立憲民主にも当然、質疑時間が割り当てられている。追及しなければ嘘だ。
引用元: ・【アベ案件】2022年度予算案に「プーチン献上3.1億円」計上のデタラメ…対ロ制裁はどうなった? 辻元清美前衆院議員「修正すべき」 [上級国民★]
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