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<チェチェンでもクリミア半島でも目的を果たしたこの男は、ウクライナでも勝って西側諸国への復讐を遂げる>
ロシアと西側の意地と力のぶつかり合いにウクライナが翻弄されるなか、忘れてはならない大切なことがある。ロシアの大統領ウラジーミル・プーチンは一度も戦争に負けていないという事実だ。
政権掌握以来20余年、プーチンはチェチェンやジョージア(グルジア)、シリア、クリミアで戦ってきたが、軍部には常に明確で無理のない目標を与え、結果として勝利を宣言し、ロシア国民を納得させ、しぶしぶながら国際社会にも結果を認めさせてきた。
ウクライナでも、たぶんそうなる。
対ウクライナ国境でのロシア軍増強は何カ月も前から続いていたし、いつ侵攻が始まってもおかしくないと米政府は警告していた。
それでも2月24日未明の空爆(と、それに続く欧州大陸では今世紀初となる大規模侵攻)は、ウクライナ国民の多くにとって想定外だったようだ。
自国の大統領ウォロディミル・ゼレンスキーが繰り返しロシアの侵攻はないと語っていたこともあって、国民はあえてリスクを忘れようとしていたのかもしれない。同じスラブ民族の国が攻めてきて、主要都市の軍事施設や空港を破壊するとは思っていなかった。
だがロシア軍は東部の主要都市ハリコフを襲い、1986年に悲惨な事故を起こしたチェルノブイリ原発を制圧し、あっという間に首都キエフに迫っていた。テレビで見る限り、それは2003年にアメリカがイラクに仕掛けた「衝撃と畏怖」作戦の再現だった。
あの日、プーチンは一瞬にして、冷戦終結後のヨーロッパにおけるNATO(北大西洋条約機構)主導の安全保障秩序を破壊した。
多くの軍事アナリストは、キエフが陥落すればロシアは政治的解決に動き、親ロシアの傀儡政権を樹立して軍事行動を停止するとみている。プーチンの考え方からすれば、それだけで十分に西側諸国の面目をつぶせるからだ。
そう、アメリカ主導のNATO陣営に屈辱を味わわせる。それがプーチンの狙いなのだろう。
もちろん、ウクライナはまだNATOの一員ではない。だが旧ソ連の構成国でNATOに加盟した国はたくさんある。これ以上に増えるのは困る。そう思うから、プーチンはここで勝負に出た。
外交専門誌「ロシア・イン・グローバル・アフェアーズ」の編集長フョードル・ルキヤノフによれば、プーチンはソ連崩壊後の東欧の現状を「決して受け入れていない」。
そして「ソ連崩壊後のロシアは(西側から)二流国扱いされてきたと思い込んでいる」。
西側の外交官や情報機関は今、プーチンが親欧米のゼレンスキー政権を倒し、自分に忠実な新政権を据えるつもりだとみている。
元エストニア大統領のトーマス・ヘンドリック・イルベスが言うとおり、プーチンは「現代の皇帝」気取りだ。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/2022/03/09/magSR20220309whyputin-chart.png
実際、そうなる日は近いかもしれないと、米情報機関の当局者は本誌に語った。ウクライナ全土を軍事力で占領しなくても、プーチンは現代版ロシア皇帝になれる。
イルベスも、「プーチンが欲しいのはベラルーシのような傀儡政権だ」と言う。北のベラルーシに加えて南のウクライナも思いのままに操れるようになれば、「皇帝」プーチンとNATO陣営の力関係は大きく変わるだろう。
こうした見方はウクライナ国内にもあるようだ。
駐米ウクライナ大使館から提供された大統領顧問ミハイロ・ポドリャクの声明によると、「ウクライナ大統領府は現在、ロシアには2つの戦術的目標があると考えている。まずわが国の領土の一部の掌握と、わが国の合法的な政権を倒して国内の混乱を拡大する。そして操り人形をトップに据えてロシアとの平和協定を結ばせることだ」。
※以下省略。記事全文はソース元にて
2022年3月9日(水)15時50分
ビル・パウエル(本誌元モスクワ支局長)、ナビード・ジャマリ(本誌記者)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/03/post-98249_1.php
引用元: ・【ニューズウィーク】プーチンは戦争に負けたことがない、この戦争は長くは続かない [oops★]
これだって一方的に侵略してるだけだし
211 名前:名無し三等兵 (ブーイモ MMcf-g8M9 [163.49.201.190])[sage] 投稿日:2022/03/09(水) 17:14:16.69 ID:+VoDQJDXM
南部も補給が上手くいっているようには見えない
略奪しようとして住人に追い返されるロシア兵
(5ch newer account)
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