キョーリン製薬ホールディングスは、子会社の杏林製薬が新型コロナウイルスPCR検査キットの製造販売承認を2日付で取得したと発表した。同社が昨年2月に発売した同ウイルス検出試薬をもとに、体外診断用医薬品として開発した。同社の核酸検査装置「ジーンソック」を用いて、ウイルスの有無を15分程度で検出することができる。来月をめどに発売する予定。
ジーンソックはリアルタイムPCR法による遺伝子検査装置で、5~15分でウイルスの核酸を検出し、感染の有無が判明する。昨年11月には小型で限られたスペースにも設置できる「ジーンソックミニ」を発売し、診療所など小規模医療機関へも提供している。
新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)
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