もっと詳しく

【シンガポール=中野貴司】2日までに出そろった東南アジアの主要10銀行の2021年12月期決算は、全行が前年同期比2ケタの増益となった。各国で経済の正常化が進んだ結果、貸出残高が伸びる一方、不良債権の処理費用は減ったためだ。デジタル化による経費の圧縮も利益を押し上げた。22年も増益基調が続く…