<p>ウクライナとロシアの交渉、ベラルーシ国境で開始 – BBCニュース</p><p>BBCニュース – ウクライナとロシアの交渉、ベラルーシ国境で開始</p><p>ロシアによるウクライナ侵攻5日目の28日午後、両国の代表団がベラルーシ国境で対面し、交渉を始めた。ウクライナのゼレンスキー大統領は開始前、侵攻するロシア兵に武器を置くよう呼びかけた。</p><p>ドイツのオラフ・ショルツ首相は27日、独連邦議会で演説し、国防費を国内総生産(GDP)比で2%以上へと大幅に引き上げると方針を表明した。2022年予算から1000億ユーロ(約13兆円)を連邦軍の装備強化などに使う。戦後ドイツ国防政策の一大転換になるこの発表に、議員はざわめき、一部は拍手したものの、ブーイングの声も出た。 ウクライナを侵攻したロシアのプーチン大統領について、ショルツ首相は「ロシア帝国を作ろうとしている」と非難。ドイツがウクライナに直接、武器を供与する方針も示した。これもドイツにとって大きな国防政策の転換になる。 これまでNATO加盟国は長年、ドイツの国防費引き上げを求め続てきたがドイツはそれに応じなかった。NATO加盟国のこの長年の目標を、プーチン大統領は数日で実現したことになる。 欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長は27日、「我々はロシア所有の、あるいはロシア登録の、もしくはロシアが動かす飛行機に対して、EUの領空を閉鎖する」と述べた。ロシアの財閥が所有する自家用機も含め、こうしたロシア機はEU領内への乗り入れも、EUからの離陸も、EU加盟国上空の飛行も認められなくなる。 イギリス政府はすでにロシア機の乗り入れを禁止している。 フォン・デア・ライエン委員長はさらに、ロシア政府の広報機関となっているロシア国営メディア「RT」や「スプートニク」をEUから排除すると発表。「(両社による)害の大きい悪質な偽情報の拡散を欧州で禁止するため、必要な道具を開発中だ」とした。 一方、EU加盟国の多くが、EU初の一時的保護指令の発令を支持していることが、BBCの取材でわかった。同指令では、大規模にEUに流入するとみられるウクライナからの避難民を最大3年間、難民申請なしで受け入れる。3月3日に開かれるEUの会合で協議する見通し。 (英語記事</p>