バイコレス、ヴァンウォールLMHを初公開。今春以降に初のトラックテストを予定/WEC

 自前のLMHル・マン・ハイパーカーを用い、2022年にWEC世界耐久選手権へ復帰することを目指していたバイコレス・レーシングは3月25日、『ヴァンウォール・バンダーベルLMH』と名付けられた新型ハイパーカーを初公開した。

 かつてのF1コンストラクターである“ヴァンウォール”の名を掲げるオーストリアのチームは、完成した車両で今春にもオントラックテストを開始する予定だ。

ガレージ56枠から2023年ル・マン参戦のNASCAR車両は「ハイブリッドが前提条件」とACO会長

 2023年のル・マン24時間レースに出場を目指すNASCARの“Next-Gen”車両であるシボレー・カマロZL1は、ハイブリッド・パワートレーンを搭載する可能性が高い。ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長は、ハイブリッド搭載が特別枠“ガレージ56”でのエントリーの前提条件であることを認めている。

WEC GTEプロ最終年、2023年のクラス存続には「4台のクルマが必要」とACO会長

 ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長は、LMGTEプロカテゴリーが2023年のWEC世界耐久選手権とル・マン24時間レースに含まれるためには、少なくとも2つのメーカーを代表する4台のクルマがGTEプロクラスに参加する必要があることを示した。

 この条件提示は、ポルシェとフェラーリの両メーカーがワークスプログラムをハイパーカークラスに移行することを計画しているなか、2023年におけるカテゴリーの将来が不透明であることを受けてのものだ。

“改造版NASCAR”がル・マン出場へ! 大規模コラボにより特別枠からの2023年参戦を目指す

 NASCARおよびヘンドリック・モータースポーツは3月17日、2023年のル・マン24時間レースに、モディファイされたNASCARの“Next-Gen”車両シボレー・カマロZL1を用い、革新技術を備えた車両に与えられる特別枠である“ガレージ56”から参戦する意向を表明した。