“ウイングレス”のプジョー9X8、バルセロナで3日間のテストを行う。デュバルもドライブ

 新型ル・マン・ハイパーカー(LMH)『9X8』を開発し、2022年のWEC世界耐久選手権ハイパーカークラスへの参戦を目指すプジョー・スポールは、3月末、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで3日間の開発テストを行った。

バイコレスが新型ル・マン・ハイパーカーを飛行場でシェイクダウン。まもなくサーキットテストを開始へ

 ハイブリッド非搭載のル・マン・ハイパーカー(LMH)を開発しWEC世界耐久選手権への参戦を目指すバイコレスは3月31日、ドイツ西部のツヴァイブリュッケン飛行場において、『ヴァンウォール・バンダーベルLMH』のシェイクダウンを行った。

LMP2参入のプレマ、若手ドライバーに「F1以外の選択肢を」。将来はハイパーカー進出も視野

 WEC世界耐久選手権のLMP2クラスに2022年から参戦を開始したプレマのチーム代表、レネ・ロジンによれば、スポーツカーレースのへの挑戦が、プレマがこれまで確立してきたシングルシーターの活動に対し、さらなる「チャンス」を生み出すという。

“シングルシーターの雄”とも言うべきイタリアのプレマは、F2、F3、F4など、さまざまなジュニア・オープンホイールへの取り組みと同時に、今季はLMP2プログラムを開始した。

ネーデルランド、ル・マン24時間のエントリーを取り下げる。IMSAエンデュランスカップに集中へ

 レーシングチーム・ネーデルランドは北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の活動に「完全に焦点を合わせる」ため、ル・マン24時間レースのリザーブエントリーを取り下げる決定を下した。

 Sportscar365によって明らかにされていたように、このレースのためのリザーブリストの3番目にその名が明記されていたオランダチームは、リストに残るか、完全に撤退するかを決定するためのタイムリミットを先週金曜日(3月25日)とする最後通告を出していた。

【動画】WEC開幕戦セブリング1000マイル 予選/決勝ハイライト

 アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・サーキットを舞台に、3月16日から18日にかけて開催されたWEC世界耐久選手権第1戦セブリング1000マイルレース。2022年シーズンのオープニングイベントとして行われ、アルピーヌ・エルフ・チームがポール・トゥ・ウインを飾った同ラウンドの予選、および決勝ハイライトがFIA WECの公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/FIAWEC)で公開されている。

■1000 Miles of Sebring: Qualifying highlights

バイコレス、ヴァンウォールLMHを初公開。今春以降に初のトラックテストを予定/WEC

 自前のLMHル・マン・ハイパーカーを用い、2022年にWEC世界耐久選手権へ復帰することを目指していたバイコレス・レーシングは3月25日、『ヴァンウォール・バンダーベルLMH』と名付けられた新型ハイパーカーを初公開した。

 かつてのF1コンストラクターである“ヴァンウォール”の名を掲げるオーストリアのチームは、完成した車両で今春にもオントラックテストを開始する予定だ。

WEC GTEプロ最終年、2023年のクラス存続には「4台のクルマが必要」とACO会長

 ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長は、LMGTEプロカテゴリーが2023年のWEC世界耐久選手権とル・マン24時間レースに含まれるためには、少なくとも2つのメーカーを代表する4台のクルマがGTEプロクラスに参加する必要があることを示した。

 この条件提示は、ポルシェとフェラーリの両メーカーがワークスプログラムをハイパーカークラスに移行することを計画しているなか、2023年におけるカテゴリーの将来が不透明であることを受けてのものだ。

ACOがBoPを説明。トヨタのモーター使用『190km/h以上』は「タイヤサイズに関連」、プジョーは異なる値に

 ACOフランス西部自動車クラブでコンペティション・ディレクターを務めるティエリー・ブーべによれば、現在の四輪駆動ル・マン・ハイパーカー(LMH)におけるハイブリッド・アクティベーション速度は、車両の「タイヤサイズに関連づけられたもの」であるという。