「61式戦車」スイスにも? 日本と激似の戦車が同時誕生のワケ どちらも“侵攻しない”

戦後初めて日本が開発した国産戦車の61式戦車。1961年制式化のためそう呼ばれますが、実はヨーロッパにも同じような名前の似た戦車が存在します。よく見ると開発の端緒も似たような境遇からでした。

隠れた戦車王国ウクライナの先走りすぎた戦車T-64 大難航の開発から半世紀

およそ兵器というものは、誰でも使え、故障の少ない堅実なつくりをよしとするものですが、時として新機軸を盛り込んだ野心的なものが生まれます。旧ソ連時代にウクライナで作られたT-64戦車は、輪をかけて斬新すぎるものでした。

戦車砲でミサイル撃てたら最強、とならなかった米軍ガンランチャー 百発百中への試行錯誤

命中率100%を目指して開発された誘導ミサイルを発射可能な戦車砲。アメリカが理想的と信じたそんな戦車砲は結局、普及せずに終わりました。「夢の戦車砲」の前に立ち塞がった運用上の欠点とは一体何だったのでしょうか。

70年の歴史に幕「第1戦車大隊」に最新 “装輪戦車” 配備のワケ 目前に迫る陸自の転換点

警察予備隊からの歴史ある戦車部隊が2022年3月をもって廃止になる予定です。そのため、所属隊員たちは目下、新装備である16式機動戦闘車の運用訓練中。ただ、単純に戦車から機動戦闘車に乗り換えるだけではないようです。

チェコの戦車いいじゃん! スイスが欲した「ヘッツァー」派生の駆逐戦車G-13 何がよかった?

第2次世界大戦中に約2800両も造られた駆逐戦車「ヘッツァー」。ドイツ軍の兵器ながら、チェコで開発と生産が行われた戦闘車両に、戦後スイスが目を付け160両も新規調達しています。では、なぜ購入を決めたのでしょうか。