米欧発の金利上昇圧力が日本にも波及してきた。日本の新発10年物国債の利回りは0.20%と6年ぶりの高水準をつけ、日銀が許容範囲の上限としている0.25%が視野に入る。接近すれば、日銀は無制限に国債を買う「指し値オ……
外資ファンド、「安い」日本に照準 西武HDが施設売却
海外投資家が日本の不動産への投資を拡大している。西武ホールディングス(HD)のホテル・レジャー施設の売却入札には複数の外資系ファンドが参加し、最終的にシンガポール政府系のGICが1500億円規模で取得する方向……
池袋駅北口が“新・中華街”に 中国人店員「日本は政府の援助が手厚いね」
コロナ禍で繁華街の景色も大きく変わった。多くの飲食店がシャッターを閉じるなかで、ふと目につくのが新規開店する「中華料理店」。象徴的なのが東京・豊島区の池袋駅北口エリアだ。コロナ禍にもかかわらず、中華.……
デジタルアートの「盗品」横行 急拡大NFT市場で奪われる「本物」
デジタル上のデータやアート作品などに「本物」であるとの証明書を付けて売買する「NFT(エヌエフティー)」市場が急速に拡大している。ところが、ネット上にある第三者のアート作品などを無断でコピーした「盗……
「昔から有名な話」 “熊本県産”アサリ偽装、不信感抱くも諦め
「熊本県産」として流通するアサリの大半が中国産や韓国産だった可能性が明らかになった問題で、地元漁業者は「産地偽装なんて昔から有名な話だ」と諦めたように話す。県は対策に乗り出すが、偽装アサリの大半が同……
「4割が失敗するのにメリットなし」歯医者で絶対に受けてはいけない”ある治療”【2021下半期BEST5】 「歯の神…
日本と海外では歯科治療の内容が大きく異なる。歯科医の堀滋さんは「特に注意してほしいのは『歯の神経を取る』という根管治療だ。日本では成功率が6割と低く、メリットもほとんどないのに、広く行われている。歯の……
「総合小売り」と決別 百貨店売却、コンビニで海外へ―セブン&アイ
セブン&アイ・ホールディングスが、傘下の百貨店事業会社、そごう・西武を売却する方針を決めた。総合スーパーを祖業に、コンビニエンスストア、百貨店と「総合小売りグループ」を目指し拡大を続けたが、相乗効果……
インフラ、とまらぬ高齢化 トンネルの4割に寿命迫る
全国で道路や橋などのインフラの老朽化がとまらない。9人が亡くなった2012年の中央自動車道のトンネル崩落事故から9年。総点検して修繕・更新を進めるはずが、予算や人手の不足で対応は後手に回る。トンネルの約4割……
首相、トリガー条項の凍結解除「現在は考えず」
岸田文雄首相は31日の衆院予算委員会で、ガソリン税を一時的に引き下げる「トリガー条項」の凍結解除を否定した。「あらゆる選択肢を排除しないが、少なくとも現在での解除は政府として考えていない」と述べた。立……
正念場を迎える「日本のSL」事情 “脱炭素”“老朽化”などが課題に
我が国の鉄道はSL(蒸気機関車)が客車を牽引する形で誕生し、2022年で150年の節目を迎えた。…