日本人の死因トップは「がん(悪性新生物)」27.6%、次に多いのが「心疾患(高血圧性を除く)」15.0%です。ただし心疾患の中で死亡率が最も高いのは「心不全」であり、診断されてから5年後も生存している確率を比較すると、がんは68.4%(全部位、全病期)、心不全は50%以下。心不全は、死亡率トップのがんよりも生存率の低い、恐ろしい病気なのです。心不全のリスクを知り、早期発見するためのヒントを見ていきましょう。“心疾患・心臓リハビリ”の専門医・大堀克己医師が解説します。…
完成度は雲泥の差…インプラント治療が「上手い歯科医」と「下手な歯科医」の見分け方【歯科医が解説】 – 現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法
ホワイトニングや歯の矯正と並び、美容目的でもインプラント治療を検討する人が増えています。そのようななか、大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院の松元教貢院長は「担当医によってできあがりにかなりの違いがある」といいます。今回は、よりよいインプラント治療を受けるための「歯科医の見分け方」について、松元院長が詳しく解説します。…
老老介護の次は「“認認”介護」…認知症700万人時代の「悲惨」 – 専門医が徹底解説!「隠れ認知症」の早期発見・早期ケア
高齢化が急速に進み、いまや世界に類をみない長寿国と呼ばれている日本。人生90年ともいわれ、第二、第三の人生を歩む人も少なくないなかで、健康問題は常にその計画を阻む障壁となります。特に深刻化しているのが「認知症の増加」で、日本が高齢化のピークを迎える2025年には、患者数は700万人を超えるという試算も…。認知症をひとごとにしてはいけません。ここでは、認知症にまつわる看過できない問題を見ていきましょう。認知症の専門医・旭俊臣医師が解説します。…
20人に1人の子が突然発症…「けいれん発作」で重要な「保護者の初動」【小児科医が解説】 – 現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法
つい先ほどまで普通に過ごしていた子供が突然けいれん発作を起こしたとき、慌てない親はいません。「日本人の子供の5~6%はけいれんを起こす可能性があるといわれており、決して稀なことではない」と、医療法人啓信会きづ川クリニック小児科医の米田真紀子氏はいいます。子供がけいれんを発症した際、保護者に求められる対処法をみていきましょう。…
「眠り」の悩みにお風呂を活用するとっておきの方法【お風呂研究20年の医師が解説】 – 現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法
新型コロナ感染拡大によって日常生活だけではなく、リモートワークなど働き方にも大きな変化がおき、多くの人が日々ストレスを感じながら生活するようになりました。「寝つきが悪くなった」「途中で目が覚めやすくなった」など眠りに関する悩みが増えてきたといいます。どうやって眠りの質を上げたらいいのでしょうか。お風呂研究20年、3万人を調査した医師が冬場の入浴で気をつけるポイントを解説します。…
ワイヤー治療よりもメリットが多い!?…歯列矯正で「マウスピース」を選ぶ人が増えているワケ – 現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法
長引くマスク生活で、大人でも「歯列矯正にトライしたい」という人が増えています。とはいえ、金属が目立つ、器具が痛い、費用が高いなど、矯正に「マイナスイメージ」を持っている人が多いのも事実。そんななか、神保町タワー歯科・矯正歯科の越智信行院長が歯列矯正の「新たな選択肢」を紹介します。…
腸内フローラが「個人の体質・健康状態」を決めるという衝撃【医師が解説】 – 自己治癒力を高めるための機能性医学
工業化学物質や環境汚染物質といった「ゼノバイオティクス(環境毒素)」は、“慢性疾患に繋がる炎症”を起こす大きな一因です。環境毒素を体内に蓄積させないためには、腸内環境を整えること(=腸活)、肝臓のデトックス機能を高めることが重要です。今回は腸内環境に関連する知識として、近年研究が進んでいる「マイクロバイオータ」について詳しく見ていきましょう。※本連載は、小西統合医療内科院長・小西康弘医師による書下ろしです。…
日本人では10人に1人…「ワキガ」のサインと「自分でできる」対処法【専門医が解説】 – 現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法
暖かい日が増え汗ばむ機会もでてくるこれからの季節……そこで気になるのが体臭です。日本人のワキガの割合はおよそ10人に1人と、世界的にみると少ない一方、自身のニオイに過剰なコンプレックスを抱いている人は少なくありません。今回、銀座マイアミ美容外科の丸山直樹院長が、ワキガの原因や普段から自分でできる対処法を詳しく解説します。…
2030年には患者数130万人…忍び寄る「心不全パンデミック」の恐怖【医師が解説】 – 心不全に負けない完全治療マニュアル
近年、世界中で「心不全」の患者数が爆増していますが、日本も例外ではありません。国内の患者数は毎年1万人ずつ増えており、2030年には130万人になるという推計も…。「心不全パンデミック」の到来がささやかれる今、日本における心不全の実情について見ていきましょう。“心疾患・心臓リハビリ”の専門医・大堀克己医師が解説します。…
全国で250万人…長寿大国ニッポンを脅かす「隠れ認知症」の脅威【専門医が解説】 – 専門医が徹底解説!「隠れ認知症」の早期発見・早期ケア
認知症は進行性の疾患であり、発症すれば一生付き合っていかなくてはならない病気です。認知症のなかでも多くを占めるアルツハイマー病について、進行を遅らせる薬の開発は進められていますが、根治を目指せる治療法は現代医学をもってしても確立されていません。そのこともあって、国レベルで深刻な問題といっていいでしょう。認知症の患者数が右肩上がりとなっている今、日本が直面する「認知症の現状」について、認知症の専門医・旭俊臣医師が解説します。…