WEC世界耐久選手権第1戦セブリング1000マイルレースを制したアルピーヌ・エルフ・チームのニコラ・ラピエールは、ハイパーカークラスのライバルであるトヨタGR010ハイブリッドに対して1回多くなる追加ピットストップのマージンを作り出すため、「レース全体にわたってプッシュしていた」と語った。
アルピーヌのラピエールが驚速のポール獲得。トヨタは4&7番手と苦戦/WEC第1戦セブリング予選レポート
3月17日、WEC世界耐久選手権第1戦セブリング1000マイルレースの予選が、アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで行われ、アルピーヌ・エルフ・チーム36号車アルピーヌA480・ギブソン(アンドレ・ネグラオ/ニコラ・ラピエール/マシュー・バキシビエール)がポールポジションを獲得した。
陽が傾く現地時間19時、LMGTEプロ&アマの10分間のセッションが開始された。最終コーナへと向かうバックストレートでは、正面に沈む西陽がドライバーの視界を奪いそうだ。路面はドライ、気温28度/路温は33度というコンディションだ。