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コロナ禍の閉塞感に耐え切れず、以前から行きたかった旅に出かけた。そこは群馬県みどり市。星野富弘氏の故郷である。 今さら彼の経歴を紹介するまでもないが、体育教師になったばかりの6月、クラブ活動の指導中の落下事故で頸椎を損傷し手足の自由を失った。入院中に口に筆をくわえて文や絵を描き始め…